著者が新入生の時に取った微分・積分の授業である。
UCSCには微分積分の授業が11,19と20の3種類があり
11は生物学や経済学の学生、19は工学や物理学専攻の学生に向いた調整がされているのだが、20はHonoros Calculusと名付けられている非常に難易度の高い編成の授業だ。
一般的な微分積分のやり方だけでなく、その成り立ちと重要な定理を厳密に証明していくカリキュラムになっている。そのため学習する範囲は微分積分に収まらずに解析学や虚数解析にまで及ぶ。
テストも鬼のような難易度でクラスの平均点が余裕で50%を割ったりする。
対策としてはひたすら勉強あるのみといった感じで、クラスメイトが集まり徹夜でわからないところを教え合ったりした記憶がある。
このクラスで知り合った友人が今のところ大学内でのベストフレンドで、今でも当時のことをよく話し合ったりする。
高校で微分積分をやっている学生が当たり前のように落第していくこの授業でAをとれたらこれからの大学生活も大丈夫であろうと言える、そんな授業がMath20だ。数学が嫌い、もしくは苦手という人は避けた方がいいが、得られるものは非常に多い授業なので著者が出会う新入生には必ずお勧めしている授業だ。
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